万年筆倉庫 - 蒔絵万年筆 -

始めは1本の万年筆でしたが15年たった今、気が付けば1万本以上のコレクションになりました。 ただ書くための道具ではなく、美術工芸品としても価値がある蒔絵万年筆の事を知ってもらいたい。

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このロールタイプのペンケース、使い心地が良いです。
パイロット社から定価7,000円(税別)の商品です。

pensemble

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1930-1940s WAI "NEW STYLE" Japanese fountain pen

1930-1940s WAI "NEW STYLE" Japanese fountain pen / Eye dropper filling systems
WAI-3
珍しいインキ止め式の万年筆が出てきました。1930-1940年代にWAIという日本のメーカーが製造したものです。 何が珍しいって、首軸部分が二段階に分離してる。 こんなの見たの初めてです。

WAI-1 WAI-2

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MONTBLANC 1992 Limited Edition "LORENZO DE MEDICI"

MONTBLANC 1992 Limited Edition "LORENZO DE MEDICI"
モンブラン パトロン シリーズ 「ロレンツォ・デ・メディチ」

LORENZO DE MEDICI_1

1992年から始まっ たモンブラン パトロンシリーズの第1号。文化・芸術の偉大なパトロンとして、「il Magnifico=偉大な」という尊称で呼ばれるメディチ家を讃えて作られた限定品。8角柱形のバレルとキャップには手彫りの細工が施されており、8種類、4810本が作られました。発売当時、日本では定価225,000円でしたが、現在もなお世界中で人気があり$8,000-$9,000で売買されているようです。

LORENZO DE MEDICI_2 LORENZO DE MEDICI_3

余談ですが、、、この万年筆が発売されるに至った知られざる逸話です。この事を知っているのは当時の関係者しかいないと思いますが。。。。 1990年、ドイツからモンブランの社長が商用で日本に来た際、日本のとある有名百貨店の仕入部長と面談をしました。 その時、その仕入部長は昔のモンブランの復刻版を発売する事と、限定商品を世界に発売することを提案しました。 その事で1992年に初の限定品が生産されたのだそうです。 で、私が所有しているこの万年筆はその仕入部長がモンブランの社長からその時のお礼としてプレゼントされたもを譲り受けたものなんです。 数日前、本人から聞いたので間違いないと思います。

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Pentel "MECHANICA" 0.5mm /0.3mm

MECHANICA 0.5mm MECHANICA 0.3mm

ぺんてるから1968年から1980年代まで発売していていた製図用シャープペンシル「メカニカ」です。
名前の通り作りがとてもメカニックで、先端部分を回すとカバーがスライドする機構になっています。 メイドインジャパンの素晴らしさを感じます。0.5mm、0.5mm共に当時の定価は3,000円ですが、現在ネットオークションでは15,000円前後で取引されているようです。 3,000円の時に大量に買っておけば、大儲けできたのにね....

MECHANICA 0.5_2

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三菱鉛筆"QUARTZ - Pen Timer" Silver and Gold

1980年代、三菱鉛筆から発売された時計付きボールペン"QUARTZ-Pen Timer"です。
当時の価格はSilverが12,000円でGoldが24,000円でした。Goldの表面は20金メッキがされていて、とても贅沢に作られています。どちらも価格が高く、あまり売れなかったため残っていること自体が珍しいと思います。

三菱QUARTZ - Pen Timer

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1700本の万年筆

昭和23年から27年に作られた万年筆 約1700本を手に入れました。
その当時の新聞紙にくるまったまま、屋根裏の一番奥まった場所に60年以上も陽の目を見ずにずーっと保管されていたようです。しかし、このような物が出てくるなんて珍しいことだと思います。

1700pens_1 1700pens_7
1700pens_3 1700pens_8

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ショートタイプ万年筆

Sailor Pro Gear Slim  Pilot Short
セーラーとパイロットのショートタイプの万年筆を比較しました。
セーラーはプロフェッショナルギア スリムミニ(定価12,600円)で、キャップをした状態で103mmです。 パイロットはステラ90s(定価10,500円)とレガンス89s(定価15,750円)で、キャップをした状態で119.6mmです。キャップをした状態だとパイロットの方が16.6mmも長いんですね。 ただし、下の写真でもお分かりいただけると思いますが、筆記時の状態にすると、セーラー、パイロットほぼ同じ長さになります。 ショートタイプの万年筆って、とても可愛いですよね。 残念ながらセーラーはこのタイプ、コンバーターの使用が出来ません。セーラーもプラチナも昔のショートタイプ、そして現行のショートタイプに合うコンバーターは製造されていません。 しかしパイロットは昔のショートタイプの万年筆でも全て現在のコンバーターが使えます。 この事って、私のとってはけっこう重要です。

Sailor Pilot short type

ところで、パイロットの型番ステラ90sの "90" そしてレガンス89sの "89"って何だかお分かりですか?
パイロットの創業の年が1918年で、創業から90年目で発売したから"90"なんです。ですからステラ90sは2008年に発売したという事になります。それで、90sの "s"はショートタイプを表す"s"なんです。レガンス89sも同様のルールで付けられた型番です。
その他、パイロットにはCUSTOM 845、823、742、743、ヘリテイジ 91、912などの品番がありますが、頭2桁が創業からの何年目に発売したかを表す数字で、数字の3桁目が価格を表してます。 CUSTOM 742、743は両方とも創業から74年目に発売された万年筆で、742が2万円、743が3万円という事になります。 まっ、どうでもいい話ですが・・・

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矢立(やたて)

たしか10年ほど前に古物商から手に入れた「矢立」です。
万年筆が世の中に出る以前、日本ではこんな文房具が流行っていたんですね。

矢立

矢立とは、筆・墨壺・筆入れが一緒になった昔の携帯用の筆記用具です。 鎌倉時代に武士が使用したのが始まりで、江戸時代には庶民の間でも広く使われるようになったといわれています。 墨壺についた筒の中に筆を入れ、帯に差し込んだりして持ち歩いていました。 墨壺を空けると同時に筒の扉も開きます。

矢立1 矢立3 
矢立2

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CLIP

クリップレス万年筆

明治、大正時代の万年筆にはクリップが付いていないものが多い。
技術的に難しかったんでしょうね。
海外では、女性が持つためにあえてクリップをつけていない携帯用万年筆もありましたが。

上の画像は上からパーカー、並木製作所(現:パイロット)、パイロット、シェーファー、モンブラン
全てクリップレスです。

そんな中、大正時代に後付け用のクリップが開発され、売り出されました。
初期の頃はデザイン的にはあまりオシャレではなく、ワニ口クリップみたいなものでした。材質は、鉄製・真鍮製・銀製と様々あったようです。
ところがどっこい、下の写真を見てください。 なんというオシャレなんでしょう。 しかもこれ、大正時代に作られた日本製のクリップなんです。 "Made in Japan"と刻印があります。
勝手な想像ですが、おそらく国内向けではなく、海外に輸出したものじゃないかなぁ。。。

クリップ-1  クリップ-2


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ゼブラ ペン先紙箱

ゼブラペン先紙箱-1  ゼブラペン先紙箱-2

ゼブラ社のペン先の紙箱です。
フエルトペン「ハイマッキー」でおなじみのゼブラ株式会社。
1966年(昭和41年)「みえる・みえる」というキャッチフレーズのTVコマーシャルで売り出した透明軸ボールペン「クリスタル」。 "みえるみえる"と言いながら、ぎょろっとした目が印象的でした。「ゼブラはインクが見えるうちに書けなくなったら、お取替えします」という強気なコマーシャルでしたよね。 また、1977年(昭和52年)にシャープペンシルとボールペンを一体化した新商品「シャーボ」を発売したことでも有名ですよね。

ゼブラの歴史はけっこう古く・・・
1897年(明治30年)創業者の石川徳松は、全くの独創により日本最初の国産鋼ペン先の製造に成功、発売する。
ここからゼブラの歴史は始まります。 創業当時は「石川ペン先製作所」という社名でしたが1963年(昭和38年)に現在の「ゼブラ株式会社」に社名変更されました。
この箱は、ご覧の通り石川ペン先製作所当時のものなので、約50年前のものになります。

ゼブラペン先紙箱-3

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大東京憂喜和会「記念カフス・タイピン」

タイピン
昭和57年2月3日、パイロット製品を取り扱う東京地域の販売店を集めて「大東京憂喜和会」が開催されました。
このカフス・タイピンセットはその時の記念品です。

昭和34年に「第五回パイロット憂喜和会全国定期総会」で記念品として贈呈された蒔絵シガレットボックスと比べると、かなり見劣りしますが全国大会と東京大会の違いですね。

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パイロット社の古い箱

Pilot-Old_Box

これもかなり昔の箱です。
裏面スタンプが押されていますが、昭和34年6月となっている。
51年前の箱ということです。
写真に写っているスタンプ台もその当時のもので、未使用なのですが
インキは飛んでしまっています。当然ですよね。
黄色と紺色のなんとも言えないレトロ感が大好きです。

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昔の箱

三菱鉛筆の古い箱です。
何時頃のものなのか、定かではありませんが、おそらく50年ぐらい前のものだと思います。
興味深いのは、箱に「如何なる財閥にも関係ありません」と印刷されている。 画像をクリックしてみてください。 大きな画像になります。
かの三菱財閥からクレームが入ったのだろうか。
三菱鉛筆_箱1  三菱鉛筆_箱2

  三菱鉛筆_箱3

こちらも古い箱、パイロット社の万年筆とシャープペンシルの箱です。
年代は昭和20年から30年代のものだと思います。
たかがシャープペンシルに「シャープペンシル品質保証書」と「愛用者カード」が入っている。
今では考えられませんよね。

パイロット_箱  パイロット_箱2

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AURORA(アウロラ)テッシー

イタリア最初のペンの製造業者アウロラ社のボールペン「テッシー」は、ニューヨーク近代美術館(MOMA)に永久展示保存されているという事で有名ですよね。 斬新なデザインは認めますが。。。しかし価格が高すぎ。 これいくらだと思いますか? 税込定価2万6250円もするんです。 最近の円高で仕入価格は安いんでしょうけどねぇ。 どういう訳か私は3本持ってます。

AURORAテッシー

シルバー色なので撮影するのにけっこう苦労しました。

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ゼブラ ペン先「SCHOOL PEN No.5」

ゼブラ クロームペン先

ゼブラ社 ペン先「SCHOOL PEN No.5」です。
「1グロス 定価¥450」と印刷されている。 144本入りで450円ということは1本3円そこそこ。 現在のペン先は1本84円なので、これはかなり昔のものだと思います。 紙箱もレトロ感があっていい味してます。

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パーカー デュオフォールド 「クロワゾネ」

パーカー クロワゾネ-1 パーカー クロワゾネ-2

パーカー社 2006年に発売された「デュオフォールド クロワゾネ リミテッドエディション」です。
1927年に発売された「デュオフォールドマンダリン・イエロー」を出来るだけ近い色合いで再現した復刻モデルです。天冠には黄色い七宝焼きの花瓶をモチーフにしたエンブレムがはめ込まれています。
世界で3900本(日本で1000本)の限定品(シリアルナンバー入り)。 たしか価格は92,400円(税込)だったと思います。 クロワゾネ(Cloisonne)とはフランス語で七宝焼きを意味します。
私は2006年発売時に3本買いましたが、買ったことすら忘れ、昨日納戸を整理していたら発見。 外箱も全く開けられていないまま保管されてました。 マンダリンイエローが綺麗です。
パーカー クロワゾネ-5

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ぺんてる社(Pentel) ケリー

Pentel 5-2 Pentel 5-3

ぺんてる社(Pentel)の高級感漂うシャーペン。 愛称ケリー(Kerry)で親しまれ、1971年から現在も発売されているロングセラー商品です。キャップ式シャープペンですが、キャップをはずした状態でも、キャップを後ろ差しにした状態でもどちらでもノックできます。 
まるで万年筆のようですよね。 画像は1970年代、旧タイプの「Pentel 5」です。
太くて、やぼったい感じがとっても好きです。

 Pentel 5-1

私はデッドストックを各10本所有している。


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1930年代 松屋万年筆

松屋万年筆_1

1869年創業の鶴屋呉服店(現:松屋 百貨店)が1930年代に販売した万年筆です。
雨だれクリップからすると、パイロット社が製造したかもしれない。 が、定かではない。
ボディに "Matuya fountain pen" と刻印され、ペン先には "TOKUSEN 12KT" と刻み込まれている。
1907年に鶴屋呉服店のマークに採用された"松鶴マーク"も刻印されている。

松屋万年筆_2

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1920年代 松坂屋万年筆

松坂屋万年筆_3  松坂屋万年筆_5


1920年代 並木製作所(現パイロット社)が松坂屋の為に製造した商品名"Pilot" 万年筆です。
ボディに "PILOT"MATSUZAKAYA Fountain pen と刻印があり、松坂屋のマークが入っている。
そして、キャップに付いているのは、後付けのクリップです。
この当時、万年筆自体にクリップが付いていないモデルが多かったので、後付用のクリップとして作られたのだろう。、「登録新案47211」と刻印されている。

松坂屋万年筆_2  松坂屋万年筆_6


松坂屋万年筆_4

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三越 「カレッヂ万年筆」

三越カレッヂ万年筆

三越カレッヂ万年筆です。

万年筆の形状が「バランス型」そして「雨だれクリップ」私は紛れもなくパイロット社が製造したものだと思っていた。 但し、クリップに「越」のマーク、そしてペン先と胴には「Mitsukoshi」の刻印。  はて?パイロットの名前がどこにもない。  本当にパイロット社が作った万年筆なのか。。。 3年ほど前、それらを確かめる為にパイロット社の資料室に調べていただきました。

資料室によると。
このタイプのバランス型万年筆は昭和5年から昭和12年頃まで生産されていたようだ。
雨だれクリップは現在の万年筆にも使われているが、この手のモノは昭和5年から昭和11年に生産されたとの事。 そして、鞘の2本細バンド。 バランス型で、このバンドの2本タイプは昭和7年から10年頃に生産されたそうだ。これらを総合的に判断すると昭和10年前後に作られたものと思われる。
但し、これらの情報は、あくまでもパイロット製としてのコト。
パイロット社の資料には三越としての万年筆を生産した記録がない。
ということで、結局パイロット社で作られたものではない。 という結論になってしまった。

と、なると・・・・
三越に聞いてみるしかない。
という事で、日本橋 三越本店に出向いて、調べてもらう事にしました。
三越の万年筆売り場の責任者は、案外詳しい方で、これを見た瞬間「パイロット製の可能性がありますねー」 と言われたので、すでにパイロット社に調べてもらった旨を話し・・・
そして、調べるのに2ヶ月程時間が欲しいとの事。

2ヶ月が過ぎ、三越から連絡が入り再度本店に出向いた。
昭和初期の三越は本店とは別に大阪店として独自に製造販売するような戦略があったようで、この万年筆は三越本店(日本橋)で作ったものではなく、おそらく大阪店がどこかに生産依頼したものであろう。 という話しでした。 昭和初期の三越の文具カタログを引っ張り出して、良く似た万年筆がいくつかあったが「カレッヂ万年筆」はどこにもない。 そして三越をすでに定年になった方でしたら、判るかもしれないという事で、80歳を超えた方に聞いていただいたそうだ。
出来る限り、調べたのですが、これ以上は調べがつかないとの事でした。

パイロットの資料室、そして三越。 たかが1本の万年筆に対し、かなりの時間を掛けて調べていただき、とても感謝してます。
特に三越。 今までに私は三越で1本の万年筆、いや、それ以外のモノすら買ったことがない。
結果が三越から出た時、電話で「ご満足がいかないお答えかと思いますが、資料を持参しきちんとご説明しますので、責任者と二人でご自宅に伺わせてください」と言われた。
クレームを言いに行った訳でもないのに、わざわざ自宅まで来るのか。。。しかも古びた1本の万年筆の為に。。。と、私はビックリした。 もちろん、こちらから出向きましたが・・・
昨今、ネットやコンビニ、スーパー等々でモノを買う。 そんな訳で人と人の関わりが希薄になっている。 Face to Faceなんて、どっかにいっちゃいましたね。
それに対し、三越は常にお客様視点。 これが老舗三越のお客様に対する姿勢なんだろなー。 と感心しました。

三越カレッヂ万年筆-2

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