万年筆倉庫 - 蒔絵万年筆 -

始めは1本の万年筆でしたが15年たった今、気が付けば1万本以上のコレクションになりました。 ただ書くための道具ではなく、美術工芸品としても価値がある蒔絵万年筆の事を知ってもらいたい。

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パイロット NAMIKI限定「鵞鳥と撫子」

パイロットがナミキブランドとして2002年に発表した「鵞鳥と撫子(ガチョウとナデシコ)」です。限定83本製作され、国内は10本だけの割り当てでした。当時、私は買うことができずに諦めてましたら、先日福岡県のある所から定価より若干安く完品を手に入れることが出来ました。 発売時の価格は84万円でしたが、昨日参考のためアメリカのペンショップに価格を問い合わせましたらUS$26800との回答がありました。ガチョウとナデシコの組み合わせがとても珍しく、人気があるため200万円以上もするんだと思います。

鵞鳥と撫子 鵞鳥と撫子2

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パイロット NAMIKI 白鷺、秋草、翡翠

ナミキコレクション 白鷺、秋草、翡翠

パイロット社からNAMIKI COLLECTIONとして数々の蒔絵万年筆が発売されていますが、画像はユカリロワイヤルと呼ばれている3本です。下から白鷺(しらさぎ Snowy)、秋草(あきくさ Fall Flowers)、翡翠(かわせみ Kingfisher)   価格はエンペラーコレクションより安めの40万円から50万円です。 特に翡翠のエメラルドグリーン、オレンジ、黒、金、これらの色のコントラストがとっても好きです。 流石、パイロット工芸室!

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道上正司さんの動画を見つけました

2006年、パイロット社からNAMIKIブランドとして限定販売された万年筆「Pheasant & SAKURA (雉と桜)」です。 世界で99本、日本国内では31本の限定として販売されました。 とても高額でしたが、パイロット初の沈金万年筆でしたので、無理して購入しました。
製作は、漆芸作家グループである「国光会」会員の沈金作家・道上正司(みちかみ しょうじ)氏です。
とても残念ですが、道上さんは数年前にお亡くなりになりました。
道上さんがこの「雉と桜」を制作している動画をYouTubeでみつけましたので、ここに埋め込みます。(5分46秒からの再生スタートに設定してあります)

   雉と桜

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「雪月花」と「菊水」さて、どっちがお好き?

namiki2010-snow_moon_flower

パイロット社から発売された2010年NAMIKI限定万年筆「雪月花(せつげっか)」です。全世界限定本数99本という事で、価格は157万5千円とちょっと高め。蒔絵師は川口倫史さんです。 毎年パイロット社からNAMIKIブランドとして10月に限定万年筆を発売してますが、海外の方が好みそうな絵柄なので日本人の私としては少々不満です。 今年2011年の限定蒔絵万年筆「Golden Rose」はちょっと多目の限定本数150本でしたので価格は105万円。人により好き嫌いはあると思うのですが、どーも私は ???ですね。
下の画像はユカリロワイヤルコレクションの新作「菊水 Chrysanthemum dew」です。現行シリーズの52万5千円以上の価格になるのでしたら購入するつもりはありませんが、私はむしろ限定の「雪月花」よりこの「菊水」の方が好きです。 しかし蒔絵万年筆の世界ではデフレは関係ないのでしょうか?

namiki-chrysanthemum_dew

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NAMIKI Gold Fish

  namiki金魚-1  namiki金魚-2

パイロット社NAMIKIブランドで今年(2009年)に発売した久々の「金魚」です。
ここのところパイロットではクリップレスの大型万年筆を次々と発売しているが、割と私はこのタイプが好きです。 昨年10月に発売した90周年記念の「朱鷺」もこのタイプでした。
できればパイロットブランドとして出して欲しかった。
ちなみに90周年記念の朱鷺は126万円でしたが、この金魚は84万円。 この差は限定販売か一般販売との違いでしょう。 この金魚、50年もたてば、かなりの高額で取引されるだろう。 ・・・俺、とっくに死んでるね。

  namiki金魚-3  namiki金魚-4

  namiki金魚-5

主に海外に向けて発売しているNAMIKIブランド。 ペン先はその海外を意識して日本国の象徴「富士山」のデザインです。

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勝彦作「鴛鴦(おしどり)」

鴛鴦  鴛鴦-Box

2007年(平成19年)パイロット社 Namikiブランドとして発売したエンペラーコレクション「鴛鴦(おしどり)」である。
この鴛鴦は私の大好きな絵柄の一つです。
もみじの赤と鴛鴦の緑・金・白。色のバランスがとても良い。
見ていると絵柄の中に引き込まれてしまうようだ。 制作者は浦出勝彦である。
パイロット社ではNamikiブランドとして、主に海外向けに"エンペラー コレクション" "ユカリロワイヤル コレクション" "ユカリ コレクション"等の蒔絵万年筆を発売している。 このNamikiブランドはどれを見てもうっとりするものばかりである。 正に芸術品と言えるだろう。
昔は国内向けにおいてもこのNamikiシリーズと同等の蒔絵万年筆をPilotブランドとして販売していた。 ところが現在Pilotブランドとして販売しているものは20万円の干支シリーズを除けば10万円、5万円、3万円、2万円と、割と安価なものだけである。 海外において、蒔絵万年筆は突出した人気があるので解らないこともないが、個人的意見として是非とも昔のようにPilotブランドとして国内向けに蒔絵万年筆を発売して欲しいと思っている。
1980年代のPilotブランド「鴛鴦」と比べて欲しい。

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百川作 「鯉の瀧登り」

鯉の滝登り-1


鯉の滝登り-2 鯉の滝登り-box

パイロット社NAMIKI エンペラーコレクション 「鯉の瀧登り」です。 蒔絵師: 村田 百川
鯉が瀧を登る様子を、いきいきと表現した作品です。
この品は最近、生産中止になってしまいました。

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「ピーコック」 国内15本限定

ピーコックBOX

ピーコック  ピーコック2

2005年9月15日にパイロット社がNAMIKIブランドとして限定販売した「ピーコック」です。
限定本数80本、その内日本国内では15本の限定万年筆です。
作者は佐藤真人さん。

軸部分に孔雀のモチーフを配し、高蒔絵+螺鈿の高度な技法を組み合わせ、羽根の一本一本を繊細なタッチで描き、大きく広げた孔雀の羽根の艶や風合いを存分に表現してあります。 キャップ部分の牡丹も研ぎ出し高蒔絵の技法にて製作してあり、NAMIKI限定品としての風格を感じさせます。

専用ボックスはフタ天板部分に木象嵌(もくぞうがん)で孔雀のモチーフを嵌め込んだ「箱根寄木細工」を組み込んでおり、日本の伝統工芸品と呼ぶに相応しい重厚な雰囲気をかもし出しています。

NAMIKI限定蒔絵万年筆は毎年発売されます。今までに「ひょうたんナマズ」「シャーク」「タツノオトシゴ」「フクロウ」「キングコブラ」「パンダ」等々が発売されました。
個人的な意見として、これまでのものは漫画チックなものが多く、好きになれませんでしたが、このピーコックは割とデザイン的に気に入った為、購入を決めました。
車が買えるぐらいの価格でした(笑)

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大型万年筆「雉(きじ)と桜」

雉と桜1
雉と桜2     雉と桜3

毎年パイロット社はNAMIKIコレクションとして国内・世界に向けて限定万年筆を発売している。
この商品は2006年の限定万年筆「Pheasant & SAKURA (雉と桜)」である。
世界で99本、日本国内31本の限定で販売され、プレス発表の際話題になった商品だ。
50号ペン先の大型万年筆である。
パイロット社ではこの時、始めて沈金技法による万年筆を発売した。 社内記事(PDF)→ココです
その後NAMIKIブランドとして沈金万年筆がシリーズ化されることとなるが、この「雉と桜」が第一号の沈金万年筆である。 そういう意味では価値がある1本ではないだろうか。
私は蒔絵以外あまり興味がなかったが、第一号の沈金万年筆という事で、購入を決めた。

作者は道上 正司である。

【沈金技法について】
「沈金」とは蝋色漆仕上げされた素地に特殊な彫刻刀により絵柄を彫り、その部分に金属の箔や粉を埋め製作する技法で、その作風は「繊密・繊細でありながら力強く立体的な表現力」が特徴となっている。 鳥の羽根の風合いや絵柄の表情をよりリアルに表現することでは、蒔絵をも凌駕する表現力があり、蒔絵と並び漆芸を代表する技法の一つである。

「沈金」は蒔絵技法と異なり「塗り」ではなく「彫り」の技法であるため、一度製作を始めると失敗しても修正が出来ず、いかなる失敗も許されません。 正に一彫一彫りが真剣勝負の技法と言える。

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大型万年筆「月夜に兎」

月夜に兎

このNAMIKI エンペラーシリーズ「月夜に兎」も、とても良い作品です。
兎の白い部分は卵殻(らんかく)と言い 鶏、ウズラなどの卵の殻を接着する技法なんです。
作者は坂本康則さんです。こちらは現行品ですので、まだ買えますよ。
 

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大型万年筆「初秋」

初秋

確か3年ほど前に購入したNAMIKI エンペラーコレクション「初秋」です。
吉田久斎さん作で、かぼちゃとカマキリと鈴虫の絵柄がとっても綺麗です。
何と言ってもパイロット社製の蒔絵は色のバランスがとても良いですね。
大型万年筆は10本ほど持っていますが、その中でもお気に入りの1本です。
すでにこの作品は製造中止になってますが、ごく一部の専門ショップに在庫として
残っているかもしれませんね。
製造中止というより、今や久斎さん自身が蒔絵を描かない訳ですから。。。

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