万年筆倉庫 - 蒔絵万年筆 -

始めは1本の万年筆でしたが15年たった今、気が付けば1万本以上のコレクションになりました。 ただ書くための道具ではなく、美術工芸品としても価値がある蒔絵万年筆の事を知ってもらいたい。

スポンサーサイト

上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。

PageTop

プロフェッショナルギア レアロ

最近、セーラーのプロフェッショナルギア レアロを買ってみた。
カートリッジやコンバーターを使うのでなく、尾栓を回転させることにより内部のピストンが上下し、それによってインクが本体に入ります。 ペン先が21Kってのもいい。

Professional Gear Realo-1 Professional Gear Realo-2

スポンサーサイト

PageTop

セーラー蒔絵万年筆「みみずく」

みみずく-1   みみずく-2

セーラーの蒔絵万年筆「みみずく」です。 加賀蒔絵師: 二代目 大下香仙 作
かわいい絵柄なのでついつい購入しちゃいました。 ペン先は14Kです。

みみずくはフクロウと同じフクロウ科に属する鳥で、耳の様に見える羽(耳羽)を持つものが日本ではみみずくと呼ばれています。 フクロウは古来、世界各国で知恵の神や森の守り神、魔除けや幸運を呼ぶシンボルとして大切にされてきました。 この幸運のシンボルであるフクロウは金運を上げる風水の代表格としても知られています。
「福来郎」「不苦労」などどいった縁起のよい吉祥な当て字が充てられ、「福が来る」「苦労がない」などを願った縁起物として日本のみならずフクロウは世界中で愛されています。

このプロフィット蒔絵万年筆「みみずく」には、木の枝にとまり、煌々と輝く満月を背に佇むフクロウの蒔絵が施されており、日本古来より伝わる日本的な美しい魅力を感じさせてくれます。 漆黒のボディに浮かび上がる煌びやかな蒔絵。暗闇に染まる夜空を満月が明るく照らし、月の光に照らされたフクロウは愛らしい表情の中にも哀愁を感じます。
きらりと光る青い眼は、じっとこちらを見つめています。フクロウはとても目のいい鳥で、人間の4倍もの視力をもつと言われていますが、このフクロウには何が見えてるのでしょうか…

PageTop

セーラー蒔絵万年筆「車紋に秋草」

車紋に秋草-1   車紋に秋草-2

セーラーの蒔絵万年筆「車紋に秋草」をです。 加賀蒔絵師:小林 正俊 作
車紋は、平安貴族の乗り物であった牛車の車輪を図案化して文様・紋章となったもので、大和の古寺に残された『信貴山縁起絵巻』などにも車が空を飛ぶ姿で描かれています。 平安時代から文様として用いられ、車に流水を配した風雅なものもあります。 また、家紋としても用いられ、佐藤氏や生駒氏といった財界政界に昭和の名宰相と呼ばれた佐藤栄作など、数多くの著名人を送り出した名家の家紋でもあります。

この万年筆に描かれている車紋は、下半分が水のなかにあることを表現した「波切り車」という、縁起の良い文様です。 織田信長の家臣として仕えた生駒氏が家紋として用いていた文様なのですが、朝鮮出兵に参陣した時、海を渡る時に陣幕が波をかぶり、当時使用していた家紋「丸車」が半分海水に浸かってしまいます。
不吉の表れかと思われましたが、一転、戦功を挙げたことから、これは縁起が良いとして以後、半円形の「波引車」を家紋に使用するようになったといわれております。 その後、主君が変わっても功を立て続けてことから、本当に縁起が良い文様であるといえます。

この万年筆にも、その波引車が優雅な模様を配されて描かれております。また、全面に大きく描かれた芒(ススキ)や竜胆(リンドウ)、秋桜(コスモス)といった数種類の秋草が、日本古来より伝わる芸術の風流を感じさせてれます。

PageTop

セーラー蒔絵万年筆「着物美人」

 セーラー 着物美人1   セーラー 着物美人2

セーラーの蒔絵万年筆「着物美人」です。加賀蒔絵師:小林 正俊 作
パイロット以外の蒔絵万年筆の購入は久しぶりです。 このプロフィット蒔絵万年筆「着物美人」には、朱色のかわいい着物を着た女性(舞妓)の後姿と清水寺三重塔の蒔絵が施されています。

舞妓さんは後姿を描いておりますが、これは江戸時代、うなじや髪の生え際首筋の美しさや長さで色気を強調し、「後姿の美しさ」を競った文化を表現しています。
和装における着物は日本文化が儒教の影響を受けたことで肌の露出を避け胸や尻を帯飾りで隠し、化粧をする部分は眉とうなじに限定されたためと言われいます。 そして京都三重塔は、清水寺、京都東山のシンボルとして世界中でも有名な重要文化財です。この建物の内部には、仏の中の王「大日如来像」が祭られています。釈迦如来をはじめとする全ての仏様は、大日如来の化身と考えられているので、宇宙の中心がこの「京都三重塔」と考えられていたのでしょう!

この「舞妓」「京都三重塔」を蒔絵にすることで、今では忘れられている日本の仏教文化の素晴らしさを表現した、美しい蒔絵万年筆に仕上がっています。特に舞妓さん後姿は色っぽさを感じます。 朱色と赤色とで艶やかに染められた着物をはおり、首を若干右に傾け、真っ白なうなじを強調した後姿は、日本女性の美意識が表現されているといえます。

PageTop

プロフェッショナルギア 21K 「細美研ぎ」

Professional_Gear超極細-1   Professional_Gear超極細-ペン先

セーラー プロフェッショナルギア 21K 「細美研ぎ」を購入しました。極細より細い "超極細"です。
ペン先の先端は、幅0.1ミリ以下と極限の細さまで研ぎ上げられ、このペン先をペン芯と合わせることによって、ほとんど筆圧を掛けずにペン自身の重さのみで、より細く美しい文字が書けるとされてます。
価格が31,500円なのは、うなずけます。

PageTop

セーラー 山中塗り

セーラー山中塗り

セーラー社 山中塗りのアドレス帳と万年筆のセットです。
1980年代に発売したと記憶してますが、はっきりした年代は憶えてません。 ひょっとしたらもう少し最近のものかな。。。
蒔絵師は初代 大下香仙の長男 大下昇峰です。
この蒔絵は伝統的な手書蒔絵ではなく、印刷蒔絵です。 近代蒔絵とも言える印刷技法です。

PageTop

Sailor Deluxe

セーラー デラックス-2セーラー デラックス

セーラー社 1960年代の万年筆「セーラーデラックス Sailor Deluxe」です。
5色揃うのは珍しいと思うのですが、私はそれぞれ複数本所有しています。
説明書に、わざわざ "カートリッジ式"と書いてあり その当時カートリッジ式の万年筆が新方式である事がわかります。 クリップがとても可愛いデザインをしています。
値札には 「\1000 14Kペン付」と印刷されている。 この "14Kペン付"というのも面白い表現だ。

PageTop

セーラー 「トライデント」

トライデント ペン先

セーラー社 1980年代「トライデント」です。
トライデント(trident) 日本語で三叉矛(さんさほこ)、「三ツ又のほこ」という意味で一般的に刃が三つになっているものを指します。 ペン先の画像の通り確かに三ツ又になってるるのがお分かりいただけると思います。
この形状にする事で360度、どの角度でも書くことが出来ますので、「全方向性万年筆」な?んて呼ばれています。 私は時計付きのトライデントも所有していますが、どちらもユニークですね。


トライデント ステンレストライデント ステンレス-2


PageTop

セーラー 有田焼万年筆

セーラー有田

セーラー社 有田焼万年筆 染付章魚唐草濃 (そめつけたこからくさだみ)です。
400年の伝統を継承する有田焼の名窯「源右衛門窯」とのコラボ。 2007年に発売されました。
私は蒔絵の万年筆は数多く所有しているが、有田焼の万年筆も1本は持っていてもいいな。 という事で・・・ 有田焼も蒔絵同様、日本の伝統工芸ですからね。
この有田焼の万年筆は、2008年の7月の北海道洞爺湖サミットで各国首脳に贈呈されたことでも知られている。
価格は262,500円。 蒔絵万年筆より安めだが、2本はいらないかもね。。。

PageTop

セーラー社 大学シリーズ

セーラー 大学

セーラー社 1968年に発売された大学シリーズ万年筆です。
このマーク、何処の大学だか判りませんが。。。
ペン先は21金です。

セーラー 大学_2

PageTop

トライデント デジタル

トライデント デジタル

セーラー社 1980年代に発売していた「トライデント デジタル」です。
全方向から筆記可能なペン先を持つユニークな万年筆「トライデント」。 その中でもデジタル時計付きのものは、とても珍しくあまり目にする事はないと思います。 
どういう訳かこの当時、時計付きのペンが流行っていて、パイロット社でも時計付きのミューレックス クォーツを発売していた。

トライデント デジタル_2

PageTop

セーラー社 1970年代 ゴールド色

セーラー ゴールド

セーラー社 1970年代に製造された万年筆です。
しかし、派手な色だな。
5本入りのカートリッジが時代を感じる。

PageTop

セーラー 1960年代

セーラー_1960's_1

セーラー社 1960年代の万年筆です。
クリップがなかなかオシャレですね。
値札に「イリドスミン付」って印刷されているのも面白い。

セーラー_1960's_2

PageTop

デスクペン 1960年代

セーラー デスクペン   セーラー デスクペン ペン先

セーラー 1960年代のデスクペンです。
とってもレトロ感があって気に入ってます。
ペン先がとても長いのはセーラーの特徴ですね。

PageTop

セーラー 「プロフィットふでDEまんねん 長刀研ぎ」

プロフィットふでDEまんねんプロフィットふでDEまんねん ペン先

セーラー 「プロフィットふでDEまんねん 長刀研ぎ」です。
筆記角度に応じて「細字・太字」を使い分けすることが出来る優れもの。ペンを立てて書くと「細字」、寝かせて書くと「太字」と1本二役の便利な万年筆です。 簡単に筆文字が書けちゃいます。

PageTop

セーラー「キングプロフィット」

キングプロフィット

セーラー 「キングプロフィット」です。
プロフィットシリーズの中でも最高峰に位置するこの万年筆は、とても重厚で存在感がある。 まさしく "キング "だ。 キャップにリングがないのが また良い。

PageTop

プロフィット蒔絵「キクとキキョウ」

菊   菊2

セーラー社 大下香仙作 プロフィット蒔絵万年筆「キクとキキョウ」です。
おそらく10年ぐらい前に制作されたものだと思います。
割と安価ため、実用向きかもしれませんね。

PageTop

木軸黒檀高蒔絵「古代鳥」

古代鳥-1    古代鳥-2

セーラー社 1970年代の木軸黒檀高蒔絵「古代鳥」である。
一般的に万年筆のペン先は14金か18金であるが、この万年筆は23金である。
黒檀軸に蒔絵を施しているのもセーラーの特徴である。

PageTop

戦前のセーラー万年筆

セーラー 箱

セーラー1   セーラー2

戦前のセーラー万年筆である。
発売当時の値札、物品税60銭を含め、3円60銭が巻かれており古さを物語っています。
未使用なため、本体はエボナイト材で造られていますが、全く色あせもない状態で保管されていました。


■この万年筆が販売された時期を時代背景から推察しよう。
昭和13年3月の「支那事変特別税法」の施行により、小売段階での10%課税が実施され、15年には、「物品税法」へ同じ税率が引き継がれ、16年に20%、18年に30%、19年には40%に順次引き上げられた。
この物品税法は戦後の昭和24年まで継続され、21年からは製造への課税となり40%、22年?24年は30%となり、24年12月の同法改正で税率0%、25年1月1日付で物品税撤廃となった。
値札に「20% 税 .60」と印刷されている。
上記の説明から、この商品は昭和16年?17年の間に売られていたことになる。
セーラー万年筆は1945(昭和20年)広島県呉市浜田町にあった工場が戦災により焼失することとなるが、この万年筆はその戦災の4年前に製造されたものである。
箱に説明書が入っているが「株式会社坂田製作所」と印刷されている。


■ここでセーラー万年筆について書いておこう。
セーラー万年筆は1911年(明治44年)2月11日広島県呉市稲荷町で「阪田製作所」として創業した。1932年に「セーラー万年筆阪田製作所」という名で株式会社となり、1960年に現在の社名「セーラー万年筆株式会社」に変更された。
その歴史は1905年(明治38年)創業者阪田久五郎と万年筆の出会いから始まった。
友人がイギリス土産に見せてくれた万年筆に激しい衝撃を受け、「万年筆というものを生まれて初めて見た時の心のときめきは、言葉で言い表せないほどだった」と後に語り、これが原点となり万年筆に生涯を捧げる事になった。
創業当時は、軸だけを作り、輸入されたペン先を取り付けて販売していました。
昭和4年頃、酸性インキに適した金属はどんなものか、研究を重ね試行錯誤の末、金を使用しペン先が二つに割れた金ペンを完成、昭和23年にはプラスチック射出成型で量産された日本の最初の万年筆(当時はエボナイトやセルロイドを使用していた万年筆が主流)、昭和33年には他社では自動吸入器式の開発が盛んだった中、カートリッジ万年筆を発売など数々の開発により現在まで躍進している。

■余談だが、海軍の"水兵"ちにちなんで「セーラー(sailor)」のブランドを使用した。
なおセーラーと並ぶパイロットは、向こうが水兵ならこちらは水先案内人で、ということでパイロット(pilot)のブランドを使用しはじめたと言われています。
始めはあくまでも商品(ブランド)名であった。
つまり、坂田製作所が製造した商品名"セーラー万年筆"であり、並木製作所が製造した商品名"パイロット万年筆"なのである。 その後それぞれの商品名が社名となった。

PageTop
上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。