万年筆倉庫 - 蒔絵万年筆 -

始めは1本の万年筆でしたが15年たった今、気が付けば1万本以上のコレクションになりました。 ただ書くための道具ではなく、美術工芸品としても価値がある蒔絵万年筆の事を知ってもらいたい。

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プラチナ蒔絵万年筆「アカノフ」

アカノフ-1   アカノフ-2

生産限定品のプラチナ蒔絵万年筆「アカノフ」です。 
会津蒔絵作家:照井 克彦 作 /定価105,000円
プラチナ製の蒔絵万年筆はめったに買いませんが、柄がとても気に入りましたので購入しました。 青系デザインの「アオノフ」という万年筆も販売していますが、また時を見て購入したいと思います。

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セーラー蒔絵万年筆「みみずく」

みみずく-1   みみずく-2

セーラーの蒔絵万年筆「みみずく」です。 加賀蒔絵師: 二代目 大下香仙 作
かわいい絵柄なのでついつい購入しちゃいました。 ペン先は14Kです。

みみずくはフクロウと同じフクロウ科に属する鳥で、耳の様に見える羽(耳羽)を持つものが日本ではみみずくと呼ばれています。 フクロウは古来、世界各国で知恵の神や森の守り神、魔除けや幸運を呼ぶシンボルとして大切にされてきました。 この幸運のシンボルであるフクロウは金運を上げる風水の代表格としても知られています。
「福来郎」「不苦労」などどいった縁起のよい吉祥な当て字が充てられ、「福が来る」「苦労がない」などを願った縁起物として日本のみならずフクロウは世界中で愛されています。

このプロフィット蒔絵万年筆「みみずく」には、木の枝にとまり、煌々と輝く満月を背に佇むフクロウの蒔絵が施されており、日本古来より伝わる日本的な美しい魅力を感じさせてくれます。 漆黒のボディに浮かび上がる煌びやかな蒔絵。暗闇に染まる夜空を満月が明るく照らし、月の光に照らされたフクロウは愛らしい表情の中にも哀愁を感じます。
きらりと光る青い眼は、じっとこちらを見つめています。フクロウはとても目のいい鳥で、人間の4倍もの視力をもつと言われていますが、このフクロウには何が見えてるのでしょうか…

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セーラー蒔絵万年筆「車紋に秋草」

車紋に秋草-1   車紋に秋草-2

セーラーの蒔絵万年筆「車紋に秋草」をです。 加賀蒔絵師:小林 正俊 作
車紋は、平安貴族の乗り物であった牛車の車輪を図案化して文様・紋章となったもので、大和の古寺に残された『信貴山縁起絵巻』などにも車が空を飛ぶ姿で描かれています。 平安時代から文様として用いられ、車に流水を配した風雅なものもあります。 また、家紋としても用いられ、佐藤氏や生駒氏といった財界政界に昭和の名宰相と呼ばれた佐藤栄作など、数多くの著名人を送り出した名家の家紋でもあります。

この万年筆に描かれている車紋は、下半分が水のなかにあることを表現した「波切り車」という、縁起の良い文様です。 織田信長の家臣として仕えた生駒氏が家紋として用いていた文様なのですが、朝鮮出兵に参陣した時、海を渡る時に陣幕が波をかぶり、当時使用していた家紋「丸車」が半分海水に浸かってしまいます。
不吉の表れかと思われましたが、一転、戦功を挙げたことから、これは縁起が良いとして以後、半円形の「波引車」を家紋に使用するようになったといわれております。 その後、主君が変わっても功を立て続けてことから、本当に縁起が良い文様であるといえます。

この万年筆にも、その波引車が優雅な模様を配されて描かれております。また、全面に大きく描かれた芒(ススキ)や竜胆(リンドウ)、秋桜(コスモス)といった数種類の秋草が、日本古来より伝わる芸術の風流を感じさせてれます。

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セーラー蒔絵万年筆「着物美人」

 セーラー 着物美人1   セーラー 着物美人2

セーラーの蒔絵万年筆「着物美人」です。加賀蒔絵師:小林 正俊 作
パイロット以外の蒔絵万年筆の購入は久しぶりです。 このプロフィット蒔絵万年筆「着物美人」には、朱色のかわいい着物を着た女性(舞妓)の後姿と清水寺三重塔の蒔絵が施されています。

舞妓さんは後姿を描いておりますが、これは江戸時代、うなじや髪の生え際首筋の美しさや長さで色気を強調し、「後姿の美しさ」を競った文化を表現しています。
和装における着物は日本文化が儒教の影響を受けたことで肌の露出を避け胸や尻を帯飾りで隠し、化粧をする部分は眉とうなじに限定されたためと言われいます。 そして京都三重塔は、清水寺、京都東山のシンボルとして世界中でも有名な重要文化財です。この建物の内部には、仏の中の王「大日如来像」が祭られています。釈迦如来をはじめとする全ての仏様は、大日如来の化身と考えられているので、宇宙の中心がこの「京都三重塔」と考えられていたのでしょう!

この「舞妓」「京都三重塔」を蒔絵にすることで、今では忘れられている日本の仏教文化の素晴らしさを表現した、美しい蒔絵万年筆に仕上がっています。特に舞妓さん後姿は色っぽさを感じます。 朱色と赤色とで艶やかに染められた着物をはおり、首を若干右に傾け、真っ白なうなじを強調した後姿は、日本女性の美意識が表現されているといえます。

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プロフェッショナルギア 21K 「細美研ぎ」

Professional_Gear超極細-1   Professional_Gear超極細-ペン先

セーラー プロフェッショナルギア 21K 「細美研ぎ」を購入しました。極細より細い "超極細"です。
ペン先の先端は、幅0.1ミリ以下と極限の細さまで研ぎ上げられ、このペン先をペン芯と合わせることによって、ほとんど筆圧を掛けずにペン自身の重さのみで、より細く美しい文字が書けるとされてます。
価格が31,500円なのは、うなずけます。

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ショートタイプ万年筆

Sailor Pro Gear Slim  Pilot Short
セーラーとパイロットのショートタイプの万年筆を比較しました。
セーラーはプロフェッショナルギア スリムミニ(定価12,600円)で、キャップをした状態で103mmです。 パイロットはステラ90s(定価10,500円)とレガンス89s(定価15,750円)で、キャップをした状態で119.6mmです。キャップをした状態だとパイロットの方が16.6mmも長いんですね。 ただし、下の写真でもお分かりいただけると思いますが、筆記時の状態にすると、セーラー、パイロットほぼ同じ長さになります。 ショートタイプの万年筆って、とても可愛いですよね。 残念ながらセーラーはこのタイプ、コンバーターの使用が出来ません。セーラーもプラチナも昔のショートタイプ、そして現行のショートタイプに合うコンバーターは製造されていません。 しかしパイロットは昔のショートタイプの万年筆でも全て現在のコンバーターが使えます。 この事って、私のとってはけっこう重要です。

Sailor Pilot short type

ところで、パイロットの型番ステラ90sの "90" そしてレガンス89sの "89"って何だかお分かりですか?
パイロットの創業の年が1918年で、創業から90年目で発売したから"90"なんです。ですからステラ90sは2008年に発売したという事になります。それで、90sの "s"はショートタイプを表す"s"なんです。レガンス89sも同様のルールで付けられた型番です。
その他、パイロットにはCUSTOM 845、823、742、743、ヘリテイジ 91、912などの品番がありますが、頭2桁が創業からの何年目に発売したかを表す数字で、数字の3桁目が価格を表してます。 CUSTOM 742、743は両方とも創業から74年目に発売された万年筆で、742が2万円、743が3万円という事になります。 まっ、どうでもいい話ですが・・・

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