万年筆倉庫 - 蒔絵万年筆 -

始めは1本の万年筆でしたが15年たった今、気が付けば1万本以上のコレクションになりました。 ただ書くための道具ではなく、美術工芸品としても価値がある蒔絵万年筆の事を知ってもらいたい。

スポンサーサイト

上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。

PageTop

今年最後の購入「松竹梅」

2011年も今日で終わりです。
年をとるごとに1年1年が早いとよく言われますが、まさに実感です。
若いときと違い、自分の中の重大事件的なものが殆どないため、あっという間に365日が過ぎ去ってしまうのだと思う。 そもそも人一人の一生なんて、ほんの一瞬なんだろうな。

今年の初め、今年こそは万年筆を極力買うまいと心に決めましたが、終わってみると半端でない数を購入した事に気づき、そして反省してます。 もう来年から「今年こそは」は止めにし、好きなようにするしかないな。と思ってます。
今年最後に購入したパイロット社 スターリングシルバー「シルバーン 松竹梅」です。 パイロット社の2008年のカタログには載ってますが、現在は製造していないようです。
「松竹梅」は縁起の良い物の例えですが、来年はどんな年になるのやら・・・

ArtCraft_松竹梅

スポンサーサイト

PageTop

828万円のDunhill Namiki万年筆を購入!

2011年12月6日-2012年1月6日の1ヶ月間、銀座中央通沿いにあるアルフレッド・ダンヒル銀座本店でパイロット社のOEMであるDunhill Namiki(ダンヒルナミキ)商品が展示されています。 その展示に関しての情報はダンヒルの公式ウェブサイトにすら掲載してないので恐らく知っている人は極僅かだと思う。
私はとある筋から情報をいただいてたので、12月26日たまたま銀座に行く用事がありダンヒルショップに寄ってきた。
入口を入ってすぐ、私は近くにいた女店員に「ダンヒルナミキの展示をしているのは、何階ですか?」と尋ねると、1階の中央にある展示場所まで案内してくれ、その女性は15分ぐらい私に付き合ってくれました。 ガラスケースの中にDunhill Namikiの蒔絵万年筆が10数本、パイプ、シガレットボックスが数点展示してあり、それはそれは素晴らしいものばかりだった。 私はその女店員に「実は私、蒔絵万年筆やシガレットケースのコレクターなんです。 Dunhill NamIkiも、数本持っているんです」と言い、彼女から、どこで購入してるのか? とか、お持ちの中で一番高いのは幾らぐらいしたのか?などを質問され。。。そうこうしたあと、私の「この展示品は販売もしてるんですか?」の問いに、「1本だけ販売してるんです」との答え。  よく見るとガラスケース上段左に大型蒔絵万年筆 "Turtle"に828万5550円値札がついていた。  「あー、これですね」と私。それにしてもずいぶん中途半端な価格だな・・・と思いながら、すぐ横にあった"Sakura Rose"に目が止まり、すかさず私は「2005年にダンヒルナミキがこの世に出てから75周年を記念して、この"Sakura Rose"を発売したんです」と説明してあげた。 当時のレートで900万円ほどでしたよ。と付け加えると「とてもお詳しいですね」と感心され。。。   話題も尽きてそろそろ帰ろうとした時、私は828万5550円の "Turtle"を指差し、彼女に向かって「じゃあ、すいませんがこれください!」  一瞬緊張した空気の中、彼女のこわばった顔を私は見逃さなかった。1秒空けて「冗談です」と言うと、彼女の顔がいきなり緩みそして笑いが起こる。 そんなやり取りを終え、 さてと。。。踵を返し、出口に向かう私に「またいらしてください」と彼女の声がした。
さて、この展示。2012年1月6日まで開催してるので、"Turtle"を欲しい方がいましたらダンヒル銀座本店に出向かれたら如何でしょうか? 謹んでお譲りいたします。


実はこの"Turtle"、 ロンドンが本拠地のオークションハウス「Bonhams」に出品されていました。開催は2011年11月30日London Knightsbridgeです。 ほんの一ヶ月前にボナムズ社からオークションカタログが届いていましたのでその画像をアップします。 価格は55,000ポンド。日本円で約660万円ということになりますので、オークションのほうがだいぶ安いですね。

Bonhamsカタログ2011_11_30   Bonhamsカタログ20111130-2


この"Turtle"(カメ)以外にもいいものがたくさん出品されてました。
下の画像は同じくDunhill Namikiの"Kingfisher"(カワセミ)です。 こちらの価格も"Turtle"と同値の約660万円ですので、私はカメよりカワセミのほうが断然にいいと思います。

Bonhamsカタログ20111130-3
 
 dunhill_namiki-kingfisher

PageTop

「雪月花」と「菊水」さて、どっちがお好き?

namiki2010-snow_moon_flower

パイロット社から発売された2010年NAMIKI限定万年筆「雪月花(せつげっか)」です。全世界限定本数99本という事で、価格は157万5千円とちょっと高め。蒔絵師は川口倫史さんです。 毎年パイロット社からNAMIKIブランドとして10月に限定万年筆を発売してますが、海外の方が好みそうな絵柄なので日本人の私としては少々不満です。 今年2011年の限定蒔絵万年筆「Golden Rose」はちょっと多目の限定本数150本でしたので価格は105万円。人により好き嫌いはあると思うのですが、どーも私は ???ですね。
下の画像はユカリロワイヤルコレクションの新作「菊水 Chrysanthemum dew」です。現行シリーズの52万5千円以上の価格になるのでしたら購入するつもりはありませんが、私はむしろ限定の「雪月花」よりこの「菊水」の方が好きです。 しかし蒔絵万年筆の世界ではデフレは関係ないのでしょうか?

namiki-chrysanthemum_dew

PageTop

「インク」と「インキ」どっちなの?

「インク」と「インキ」 主に商業印刷で使うものをインキと呼び、個人使用やそれに近いのものはインクと呼ばれるようです。 しかしセーラー万年筆、プラチナ万年筆は「インク」とし、パイロット社では「インキ」としています。
万年筆のそれは個人使用ですから「インク」が一般的呼称ですが、はて?何でパイロット社だけが「インキ」としているのでしょうか。 諸説ありますが、inkの"k"は「クッ」と発音しますが、日本人はその「クッ」の発音が上手く出来ないのではないか。 という事でパイロット社では「インキ」としたようです。 また、パイロット社では1926年(大正15年)にインキを全国的に販売開始するのですが "インキ"と商標登録したため、いまだにパイロット社だけが「インキ」なのです。 ちなみにパイロットの系列で名古屋にパイロットインキ株式会社があります。この社名も"インキ"ですね。ここでは玩具の製造を行っているのですが、「温度変化によって色が変わるインキ」を開発し、お風呂に入れると色が変わるおもちゃを発売しました。 そして数年後その技術で消えるボールペン「フリクションボール」をパイロットコーポレーションが発売し、大ヒットした訳です。私も使ってますが、とっても便利ですよね。

PageTop

1953年 パイロット社 千山作「桜に楽鳥」

釧路にお住まいになっている方から譲り受けた1953年製造のパイロット社蒔絵万年筆「桜に楽鳥」です。 蒔絵師は千山(せんざん)です。 桜に楽鳥を数本所有している中、千山のものは1960年代の物に続き2本目となります。 インキ吸入方式はテコ式で、手元に来た時はチューブが劣化してボロボロになっていてましたが、修理に出して問題なく使える状態に復活させました。 使い込んでいるため、表面の劣化は元には戻りませんでしたが、これはこれで良い味を出してると思います。 万年筆はそもそも文字を書く為の道具ですから、使って当たり前ですよね。 使わずにひたすらコレクションをしている私が邪道なのかも知れません。

楽鳥1953年-1 楽鳥1957年-2

PageTop

限定蒔絵万年筆「朱鷺」がたったの43.7万円

11月の中旬、ヤフオクで定価126万円のパイロット社 創立90周年記念限定蒔絵万年筆「朱鷺」がたったの43万7000円で落札されてました。これを落札した方はとってもお買い得だったと思います。 私はすでに所有しているので入札はしませんでしたが、この価格でしたら購入すべきだったと、少々後悔しています。

PageTop
上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。