万年筆倉庫 - 蒔絵万年筆 -

始めは1本の万年筆でしたが15年たった今、気が付けば1万本以上のコレクションになりました。 ただ書くための道具ではなく、美術工芸品としても価値がある蒔絵万年筆の事を知ってもらいたい。

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セーラー蒔絵万年筆「着物美人」

 セーラー 着物美人1   セーラー 着物美人2

セーラーの蒔絵万年筆「着物美人」です。加賀蒔絵師:小林 正俊 作
パイロット以外の蒔絵万年筆の購入は久しぶりです。 このプロフィット蒔絵万年筆「着物美人」には、朱色のかわいい着物を着た女性(舞妓)の後姿と清水寺三重塔の蒔絵が施されています。

舞妓さんは後姿を描いておりますが、これは江戸時代、うなじや髪の生え際首筋の美しさや長さで色気を強調し、「後姿の美しさ」を競った文化を表現しています。
和装における着物は日本文化が儒教の影響を受けたことで肌の露出を避け胸や尻を帯飾りで隠し、化粧をする部分は眉とうなじに限定されたためと言われいます。 そして京都三重塔は、清水寺、京都東山のシンボルとして世界中でも有名な重要文化財です。この建物の内部には、仏の中の王「大日如来像」が祭られています。釈迦如来をはじめとする全ての仏様は、大日如来の化身と考えられているので、宇宙の中心がこの「京都三重塔」と考えられていたのでしょう!

この「舞妓」「京都三重塔」を蒔絵にすることで、今では忘れられている日本の仏教文化の素晴らしさを表現した、美しい蒔絵万年筆に仕上がっています。特に舞妓さん後姿は色っぽさを感じます。 朱色と赤色とで艶やかに染められた着物をはおり、首を若干右に傾け、真っ白なうなじを強調した後姿は、日本女性の美意識が表現されているといえます。

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