万年筆倉庫 - 蒔絵万年筆 -

始めは1本の万年筆でしたが15年たった今、気が付けば1万本以上のコレクションになりました。 ただ書くための道具ではなく、美術工芸品としても価値がある蒔絵万年筆の事を知ってもらいたい。

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大型万年筆「雉(きじ)と桜」

雉と桜1
雉と桜2     雉と桜3

毎年パイロット社はNAMIKIコレクションとして国内・世界に向けて限定万年筆を発売している。
この商品は2006年の限定万年筆「Pheasant & SAKURA (雉と桜)」である。
世界で99本、日本国内31本の限定で販売され、プレス発表の際話題になった商品だ。
50号ペン先の大型万年筆である。
パイロット社ではこの時、始めて沈金技法による万年筆を発売した。 社内記事(PDF)→ココです
その後NAMIKIブランドとして沈金万年筆がシリーズ化されることとなるが、この「雉と桜」が第一号の沈金万年筆である。 そういう意味では価値がある1本ではないだろうか。
私は蒔絵以外あまり興味がなかったが、第一号の沈金万年筆という事で、購入を決めた。

作者は道上 正司である。

【沈金技法について】
「沈金」とは蝋色漆仕上げされた素地に特殊な彫刻刀により絵柄を彫り、その部分に金属の箔や粉を埋め製作する技法で、その作風は「繊密・繊細でありながら力強く立体的な表現力」が特徴となっている。 鳥の羽根の風合いや絵柄の表情をよりリアルに表現することでは、蒔絵をも凌駕する表現力があり、蒔絵と並び漆芸を代表する技法の一つである。

「沈金」は蒔絵技法と異なり「塗り」ではなく「彫り」の技法であるため、一度製作を始めると失敗しても修正が出来ず、いかなる失敗も許されません。 正に一彫一彫りが真剣勝負の技法と言える。

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