万年筆倉庫 - 蒔絵万年筆 -

始めは1本の万年筆でしたが15年たった今、気が付けば1万本以上のコレクションになりました。 ただ書くための道具ではなく、美術工芸品としても価値がある蒔絵万年筆の事を知ってもらいたい。

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戦前の万年筆「サンエス」

SSSボックス

SSS1  SSS2

■「戦前のセーラー万年筆」に続いて「サンエス」も。

サンエスは、スワン、パイロットに並ぶ戦前の三大国産万年筆メーカーとして知られていた。
1913年(大正12年)細沼浅四郎は日本橋馬喰町に店を構え海外製品に引けを取らない万年筆作りに没頭。 
サンエス万年筆は国内のみならず、オーストラリア、インド、中国等の海外に輸出された。
箱書きに「世界に誇るサンエス万年筆」と書かれていることでも、その事が証明される。
サンエスのS.S.Sは「Sun:天に昇る朝日のごとく、Star:星中の明星と輝き、Sea:販路の広まり行く事大海のごとく」とされている。
「象が踏んでも大丈夫!」でおなじみサンスター文具、「歯磨」のサンスター。。。
社名の由来はサンエスと似てるかも。

製造された時期は先にアップした「戦前セーラー万年筆」と同じく物品税20%という事から昭和16年?17年の間であろう。 価格帯に「物品税2割込」が面白い。 内税表示である。
定価は税込み3円である。
興味深いのは、説明書に印刷されている住所、東京市大森區堤方町となっている。

■"東京市"についてを調べてみた。
その前に、東京府は1868年(慶応4年、明治元年)から1943年(昭和18年)までの間に存在していた日本の府県の一つである。現在の東京都の前身に当たる。
その中で東京市は東京府東部に1889年(明治22年)から1943年(昭和18年)までの間に存在していた市である。市域は現在の東京都区部(東京23区)に相当する。

この事から、このサンエスの万年筆が発売してから2年後に東京市から東京都になったことがわかる。

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